
市民の寄付や、ボランティア、行政や企業からの補助・助成など、様々な支援を得て活動する NPO。それらを継続的に得るためには、資金の使途や事業の計画性、成果や価値を客観的に伝えることが求められます。
今回のゲストは、そのために必要な「事業の振返り」や「評価」を伴走支援する合同会社 ARTLOGY 代表 の熊谷薫さん。30 以上のアート団体や地域コミュニティの事業評価・ロジックモデル作成を支援してきました。
美術館が取り組む市民向け教育事業を行う NPO では、参加者の行動変容や地域社会への影響を評価軸に取り組み、生まれた成果が認められ、助成終了後も美術館事業として継続しています 。一方で、地域の居場所づくりを行う事業では、相手との共通の価値や評価基準を定められず、解釈の相違が生まれ、事業が終了に至った苦い思い出も。
このような成功と失敗事例から事業継続を可能にする評価のあり方について伺います。

熊谷 薫さん (合同会社 ARTLOGY 代表 / 事業評価・アーカイブコーディネーター)
2005 年に東京大学美術史学科修士課程修了後、N.Y. に留学し戦後美術を研究、グッゲンハイム美術館でのインターンを経て帰国。2012 年11月から東京アートポイント計画のプログラムオフィサーとして記録調査/アーカイブ/評価に関わる研究開発プログラムに従事。2014年より独立、アートプロジェクトの企画運営に加え、文化芸術分野のアーカイブや事業評価のコーディネートを手がける。現在は文化芸術だけでなく、ソーシャルビジネスや地域コミュニティ分野で事業の「参加型評価」の伴走支援や戦略立案などを全国各地で支援している。
【日 時】3/15(火)18:30 ~ 20:00
【会 場】協働ステーション中央
【定 員】15 名(事前申込制、定員になり次第締切)
【参加費】無料
【お申込】以下(1)~(3)の方法で申込み
(1)申込フォーム https://bit.ly/jcafe-124
(2)電 話:03-3666-4761
(3)E-mail:info@kyodo-station.jp
【詳 細】http://chuo.genki365.net/news/hp0001/index03670000.html