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工藤 哲夫 氏

中央区ホテル・旅館組合 組合長

歴史上の舞台

 日本橋の江戸期における「宿の歴史」を辿ると、往来する旅人が利用した旅籠や関東郡代の屋敷が設置されたために数多くの宿泊施設が点在しました。赤穂事件で名が知れた大石内蔵助らは吉良邸へ討ち入る前に日本橋に逗留しましたし、出島のオランダ商館長が江戸参府の定宿にした長崎屋もありました。そこでは随行のシーボルトを平賀源内や杉田玄白らが訪ね、交流がおこなわれたといわれています。日本橋には歴史の舞台となり、計り知れない偉人が行き交った史実が存在します。
 日本橋で育まれた文化や伝統が、醸し出されているのが「日本橋美人」の佇まいであり、女性の真の美しさは、仕草や立ち居振る舞いに見られるように、内面に自ずと現れるものと惟っております。

第45号(2018年3月)掲載

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田中  廣 氏

株式会社タナチョー  代表取締役社長

NPO法人 東京中央ネット理事

日本橋と創造性の融合

 日本橋は老舗に代表される連綿と続く伝統と、重厚な佇まいの建造物が相侯った歴史的な重みを感じる街です。
 近年は最先端の技術に対応した複合ビルが建設されていますが、日本橋室町三井タワーにはダイバーシティの機能を備えたのはむろん、安全・安心を維持するにあたり国内初の取り組みとなる、周辺エリアに電気と熱を供給できるエネルギープラントを設置しています。また、最新の耐震装置の整備、災害時の帰宅困難者を受け入れる施設も確保しました。
 日本橋にいらっしゃる風格のある諸先輩がたは、「粋」なのですが「粋」がりません。それは「日本橋美人」も同様で、奥ゆかしく品性を保ちながらも気っ風のよい女性であってほしいと願っています。

[第49号(2019年6月)掲載

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松井 隆弘 氏

松井建設株式会社  代表取締役社長

NPO法人 東京中央ネット理事

高度な伝統技術

 我が国の「神社仏閣の建立・修復」というものは、高度な伝統技術が不可欠です。それを守りながら伝承し、さらに進化させるためには研鑽を積む必要があります。日本の歴史や風土に根付いた、貴重な文化財が途絶えないようにしていくのは、建築に携わるものの使命でもあると考えています。
 建設業は未だ女性の就業者が少ないといわれるなかで、官民一体となり女性の持つさまざまな能力を生かし、快適に働き続け活躍できる労働環境や、職場イメージの刷新に取り組んでいます。
 江戸時代から経済の中心として発展してきた日本橋で働く女性たちは、歴史や伝統に裏打ちされた教養を培い、謙虚さや気配りができるのではないでしょうか。そのような女性が「日本橋美人」だと思います。

第50号(2019年12月)掲載]

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西川  惠 氏

昭和西川株式会社  代表取締役会長

人生や生活を豊かに

 良質な睡眠は予防医学に欠かせないといわれ、正しい姿勢と呼吸やプラスの気持ちを持つことは質の高い睡眠に結びつきます。次世代を担う子どもたちにとっても人間性を育むのに睡眠は大事な要素です。
 同様に子どもたちが「歴史に学ぶ」ことは大切であり、文化や芸術は人間の生き方に大きな影響を与え、人生や生活をより豊かにしてくれます。ですから「EDO ART EXPO」や「“江戸”書道展」は、素晴らしい事業であると思います。
 我が国の女性の社会進出度は諸外国に比べまだまだ低いですが、商業・経済・文化の中心地として発展してきた日本橋における「日本橋美人」は、臆することなく何事にも前向きで、強さと優しさを兼ね備えた女性であると考えます。

[第51号(2020年3月)掲載]

​日本橋美人新聞 No59 【2024 春号】

「東京中央ネット創立20周年(2022年4月)」を記念して過去の対談の中から、

「日本橋」と「日本橋美人」の魅力に焦点をあて、再編集したものを掲載しています。

※組織名・肩書や記事の内容は対談時のものです。

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対談   山田 晃子

株式会社ヤマダクリエイティブ代表締役
NPO法人 東京中央ネット副理事長

日本橋美人推進協議会総合プロデューサー

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